

このような方、意外と多いのではないでしょうか。
下記の記事にも書いた通り、TOEIC(L・R)は「キャンセル・日程変更・返金は不可」ですので、受験料を捨てるしかないと思っている方も多いかもしれません。
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TOEICの日程変更・キャンセル・返金は可能か?
しかし実は、下記の2つの条件にあてはまるのであれば、受験地・会場の変更であれば可能です。
- 試験日18日前(水曜日)から試験日4日前(水曜日)までである事
- 同一エリア内の会場変更ではなく「大阪→東京」のような受験エリアをまたぐ変更である事
詳細を下記します。
*本記事では、もっとも受験者が多く一般的な「TOEIC Listening & Reading」テストについて書いています。
変更条件1:試験日18日前から4日前までであること
申込締切後に出張が入るなどして受験地を変更したい場合、試験日18日前(水曜日)から試験日4日前(水曜日)までにご連絡いただければ、席数に余裕がある限り、受験地の変更が可能です。ただし、試験会場の指定はできません。
受験地を変更するための条件の1つ目は「試験日の4日前までであること」です。
変更条件2:エリアまたぎの受験地の変更であること
<受験地を変更したい場合>
急な引越しなどの理由で「受験地」 の変更をご希望の方は、席数に余裕のある限り、変更を承ります。
ただし、「試験会場」の変更はできません。(中略)
<変更できるケース>
申込時に東京を選び、受験票で東京の○○会場を通知されたが、試験の1週間前に、試験当日は出張で大阪にいることになったため、大阪へ受験地を変更する<変更できないケース>
受験票で案内された大阪の○○会場ではなく、友人・家族が受験する、大阪の△△会場へ変更を希望する。受験地を変更したい場合より引用。
2つめの条件は、エリアまたぎの変更であることです。
上記のとおり「大阪A会場→大阪B会場」「東京C会場→東京D会場」のような同じエリア内での受験会場の変更はできません。
「東京→大阪」「兵庫→神奈川」のようなエリアまたぎの受験地変更しかできません。
このような受験地変更で対応することができれば、受験料を捨てなくてすみます。
TOEIC受験地の変更方法
<申込締切前のお手続き方法>
インターネット申込:TOEIC申込サイトにログイン後、「TOEIC L&R公開テスト」の「申込履歴」より変更可能です。コンビニ端末申込:お早めにIIBC試験運営センターへお問い合わせください。
<申込締切後のお手続き方法>
申込締切後は試験日の18日前(水曜日)から4日前(水曜日)の17時までにIIBC試験運営センターへ電話でご連絡ください。18日前(水)、4日前(水)が祝日の場合は、お手続き期間が変わります。詳細はIIBC試験運営センターまでお問い合わせください。
上記のとおり、申込締切前と申込締切後で方法が違います。
ギリギリで変更となった場合は、電話ということですね。
TOEIC受験会場変更は可能か?【まとめ】
下記の2つの条件に当てはまるのであれば、受験地の変更が可能です。
- 試験日18日前(水曜日)から試験日4日前(水曜日)までである事
- 同一エリア内の会場変更ではなく「大阪→東京」のような受験エリアをまたぐ変更である事
条件をみる限り「急な出張、引っ越し」を想定したルールのような気がしますね。
TOEIC受験者には社会人も多いでしょうし、納得感はあります。
もしこのような受験地の変更で受験料を捨てずにすむようであれば、ぜひ利用すると良いと思います。
追記:TOEIC受験の目的が英語力チェックの場合の代替案「CASEC」
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忙しい人にCASEC受験はおすすめ!【TOEIC目安スコアを短時間で把握】
CASECは、TOEICスコアとの相関も高く、自宅で24時間いつでも受験可能で、平均試験時間も約40分~50分です。
忙しい人のTOEIC実力チェックやスコア目安把握の為の代替手段には最適です。
英検が基礎開発している有料の診断サービスですので、信頼性も高いです。
このCASECが代替案となり得そうな人は、検討してみると良いかなと思います。