英語のスピーキングが苦手。
読み書きやリスニングはできるのだけれど、どうしても話すことは難しい。
そんな方も多いのではないでしょうか。
私自身、日本生まれ日本育ち。主に国内での英語学習で努力を重ねた来た人ですので気持ちは非常に良くわかります。
しかし勉強を続けた結果が実り、米国ラスベガスで開催される世界最大の家電の展示会CESに説明員として参加した事もありますし、英語でコミュニケーションをする海外の友人がいたりもします。
TOEICでも最高900点と、一定レベル以上の英語力が身についているレベルであると思います。
「ペラペラのネイティブレベル」という訳ではありませんが、昔の自分と同じような人に対してアドバイスできるレベルではあるかと思います。
そこで今回は自分自身の経験も交えつつ日本国内で実践できる「英語スピーキング練習法」をまとめたいと思います。
スピーキング上達の参考になれば幸いです。
シャドーイング
スピーキングができない理由は、主に下記の2つ分けられます。
- 言いたい英文が作れない
- 口がうまく回らない
そもそも英語をあまり話した事がない人は、2の「口がうまく回らない」でつまずきます。
その場合は、英語を話した時に口がうまく回るように練習しましょう。
おすすめはイントネーションや発音を真似る事ができるシャドーイングです。
まずは英文テキストを見ながらのシャドーイングをやってみると良いでしょう。
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シャドーイングとは?音読とは?効果と概要
オンライン英会話
口がうまく動くようになった後は「実際に自分の言いたいことを考えて話す練習」にうつりましょう。
ここでまず初めにおすすめしたいのが「オンライン英会話」です。
オンライン英会話というのは、その名の通り「スカイプなどのソフトを使って、オンラインで講師と英語で会話ができるサービス」の事です。
サービスにもよりますが、毎日約30分程度会話し放題で月額5,000円程度の所が多いです。
実際に英語で先生と会話することにより、スピーキング能力を高めることができます。
- 今日はこの表現を使ってみよう
- 言えなかった表現を調べて、次回使えるようにストックしておこう
上記のように、予習復習もしっかりやるとより効果を高める事ができます。
「こんな感じのことを伝えたかったのに、全然言えなかった」と悔しく落ち込む事があると思いますが、めげずにしっかり続ければ必ず力はつきます。
頑張りましょう。
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英語のアウトプット学習にはオンライン英会話がおすすめ【コスパ抜群】
カフェ英会話
都心部に住んでいるのであれば「カフェ英会話に参加する」というのもスピーキングの練習になります。
英語学習者同士、実際にカフェに集まり、英語で会話します。
対面ですので緊張感がありますが、それがまた良かったりします。
私が実際に参加したカフェ英会話の費用は「ドリンク代金+500円」でした。
英語を学ぶ人が集まるので、英語学習友達を作りたいという人にもおすすめできるサービスですね。
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500円カフェ英会話に行ってみた感想【良かった!】
瞬間英作文
有名な英語学習方法の1つに瞬間英作文というものがあります。
瞬間英作文は「読んだり聞いたりする基本的な英語能力は高いのにも関わらず、話す能力は低い」という人が取り組むと高い効果が見込める学習方法です。
具体的な学習の流れは下記のような感じです。
- 「これは良い本です」のような簡単な日本語を見る
- 瞬時に英作文し「This is a good book.」と発声する
やってみるとわかりますが、簡単に見える文でも意外と瞬時には出てきません。
このような簡単な文を瞬時に英作文する練習を積む事で、少しずつ話せるようになります。
注:英語基礎力が低い場合は、まずはそちらを鍛える事が必要
スピーキング能力のようなアウトプット能力が、リーディングやリスニングのようなインプット能力を超える事は基本的にありません。
自分が理解できない英文を、アウトプットする事は基本的にできないと思った方が良いです。
つまり「文法やリーディングのような基礎英語力が低すぎる場合は、それに伴いアウトプット能力も低くなる」という事です。
いくらスピーキングの練習を積んだとしても、上限が低い為大したスピーキング能力になりません。
こういった場合はまず基本的な英語力である「文法、単語、リーディング、リスニング」のようなインプット能力を鍛えましょう。
具体的には「中学英語の文法を基礎からやり直すおすすめ本まとめ」で紹介している本や「スタディサプリENGLISH」「スタディサプリENGLISH・TOEIC対策コース」のような教材で勉強するのが良いでしょう。
英語スピーキング練習法まとめ
スピーキング上達方法として、上記のようなものを今回は取り上げました。
また「英語基礎力が低い場合は、まずはそちらを鍛える事が大切」ですので、該当する方はまずは基礎力を高めましょう。
参考になれば幸いです。