

今回はそんな人の為に「中学英語の文法を基礎からやり直すためのおすすめ本」を紹介します。
自分自身、昔は英語が苦手だったという事もあり、重厚長大な本ではなく「できるだけ挫折せず、ポイントをおさえて基礎をやり直すことができる本」を中心に選びました。
参考にしてみてください。
目次
中学3年間の英語を10時間で復習する本
「中学英文法すっからかんです」というような人におすすめできる本です。
10時間で復習できるというコンセプト。
内容はシンプルに下記の10のカテゴリーに分けられています。
1レッスンあたり1時間、合計10時間で学習を終えることができるというコンセプトです。
そこまで分厚くなく、シンプルにまとまっておりやり直しに丁度良いです。
- 動詞
- 時制
- 助動詞、命令文
- 名詞、代名詞
- 形容詞、副詞
- 比較、感嘆文
- 受動態、疑問詞
- 不定詞、動名詞
- 現在完了、付加疑問文、間接疑問文
- 関係代名詞、分詞
マンツーマンの講義会話形式で進んでいきます。
「英文法が大の苦手」というような、かつての私の様な人でも「すっと」入って行ける様に工夫されています。
カラーで見やすい点も評価できます。
シンプルにまとめあげられており、そこまで分厚い本ではないのですが、基礎文法としておさえておくべき事項がおさえられており、効率的に復習するのにおすすめです。
いきなり難しすぎる本や分量の多い本に取り組むと挫折しがちですので、ゼロからのやり直しだという人は、まずこちらの本に取り組むのがおすすめです。
しっかりと一周終えた頃には「お、中学英文法は理解できるようになってきたぞ。ちょっと、英語楽しいかも!」と思えるようになります。
「文法とか何もわからんし」と、現在絶望の淵に立たされているような人でも、一周終える頃には英語学習に対して希望の光が見えていることでしょう。
ちなみに、CD付きですが、特に利用する必要性は感じません。
リスニングではなく、文法を学ぶ訳ですからね。
CD無くしてくれて価格下げてくれたらよりベストなんですけどね。
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中学3年間の英語を10時間で復習する本の評価
基礎からの英語学習(パワーアップ版)
英語喫茶という、サイトデザインは古くさいですが、わかりやすい英文法解説をたくさん載せているウェブサイトがあります。
こちらが書籍になったのが「基礎からの英語学習(パワーアップ版)」です。
90回のレッスンを通して英文法が学べるようになっています。
1.英会話のための必要英文法を学習したいと考えている方々。
2.はじめて英文法を学習したいと考えている方々。
3.大人になってから英文法の学習を始めたいと考えている方々。
対象読者は上記のような方。
先ほど紹介した「中学3年間の英語を10時間で復習する本」と比べるとやや分厚いです。
難易度もこちらの方が少し上だと感じます。
大元のウェブサイトである英語喫茶のコンテンツを読んでみて、自分に合いそうなら購入してみるという方法もありかなと思います。
*Day28です。
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
ベストセラーの中学英語やり直し本。
私は使用したことはないですが、使っている人が多く、評判も高くおすすめです。
もし仮に私が昔の英語苦手で全然できなかった時代に戻って、もう一度ゼロから英語をやり直すとしたら「中学3年間の英語を10時間で復習する本」と共に検討する本ですね。
マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)
TOEIC255点からスタートした私の友人が使っていた英文法教材。
私は使ったことないですが、彼はべた褒めしていました。
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TOEIC200点台からTOEIC765を3年で取得した友人に勉強法を聞いた
↑友人へのインタビュー記事です。マーフィーのケンブリッジ英文法への言及もあります。合わせてどうぞ。
正直、自分も昔は英語は苦手でしたが、TOEIC200点レベルではなかったと思います(TOEIC初受験は480点でしたが、その前の3ヶ月くらい猛勉強したので、実際は300点台スタートくらいだったのかなと思っています)。
「自分もTOEIC200点台。全然英文法とか分からないからやり直したいんだよね」という人にとって、私の友人はまさに先行事例であるとも言えます。
同じようなレベルの人は、この本でやり直し学習をスタートするのもありかなと思います。
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英語上達の為にまず第二言語習得論(SLA)を知るべき理由
また、上記の第二言語習得論の記事内で紹介した書籍「第二言語習得論に基づく、もっとも効率的な英語学習法」によると、「マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)」は大人の学習者が英語を習得する時の順序である「自然順序仮説」に沿って作られているようです。
これにより、大人になってから文法をやり直す人は効率的に英文法を学ぶことができるようですね。
一億人の英文法
↑合計682ページで、非常に分厚く重厚長大。
英文法本の中でも、有名な本です。
ただ、めちゃくちゃ分厚いですし、これから英文法をやり直そうと言う人が、前から順番に進めていくには向いていない本だと個人的には思います。
自分なら、途中で挫折するでしょう。
一通り基礎英文法を学び終えた人が「あれ、この文法項目ってどんな感じだったっけ?」という時に辞書的にピンポイントで使うという使い方が適していると思います。
そういう使い方をするには非常に便利です。
自分も手元に1冊持ってます。
↑英文法だけでなく、単語の持つイメージ解説も。
ベストセラーでめちゃくちゃ売れていて有名ですので、内容については折り紙つきです。
番外編:動画で英文法を学ぶ
本だけでの学習は心配という方は、動画も活用するという手もあります。
動きがあると授業を受けている感じになり、理解が進む人もいるのではないかと思います。
上記動画は、スタディサプリENGLISHの「新日常英会話コース」、「TOEICコース」、「ビジネス英語コース」に入っている「基礎英文法講座」の中の「名詞」のレッスンです。
非常に分かりやすいと思います。
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【アプリ】スタディサプリENGLISH基礎英文法講座のレビュー【苦手な初心者におすすめ】
CMですでに見た事ある方もいるかもしれませんが、スタディサプリENGLISHはリクルートの提供する英語学習アプリです。
非常に多くの英語学習者に愛用されている、人気のアプリです。
本だけだと理解が進まないという人は、こちらを利用してみるというのも、選択肢の1つになるのではないでしょうか?

1週間の無料体験期間があるので、とりあえず試してみるだけならノーリスクです。
動画も良さそうかな?と思う人は、1回試してみるのも良いと思います。
中学英文法を基礎からやり直す、おすすめ本まとめ
今回の記事では「英文法を基礎からやり直すおすすめ本」を紹介しました。
もし自分が英語が苦手だった昔に戻ってゼロから文法をやり直すとしたら、他の本もおすすめではありますが「中学3年間の英語を10時間で復習する本」か「中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。」を、まずはやってみるかなと思います。
「1億人の英文法」は、辞書的に使用するために、一通り文法学習を終えた後に手元に置いておくと思います。
本記事が、英文法をやり直そうという人の参考になれば幸いです。