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英語学習Tips

仕事で英語で中国人とコミュニケーションする時に注意している事

投稿日:2019年2月3日 更新日:

こんにちは!よこちゃんです。

オンラインでリスニング学習(ディクテーション)が無料でできるウェブサービス英語リスニング無料学習館を運営したり、当ブログのような「英語学習情報ブログ」を運営したりしていますが、工学部卒で本業は機械系技術者です。

英語を学ぶ女性
あら、工学部卒で理系なのね。
はい、実はそうなのです
よこちゃん

職業柄、中国人をはじめとしたアジア人(台湾、フィリピン等)と、英語でコミュニケーションする機会が多々あります。

主なコミュニケーション手段は「メール」「チャット」「現地での会話」です。

最近、いろんな英語学習系ブログを読んだりして思ったのが「機械系(ものづくり系)エンジニア x 英語」で情報発信している人は、めっちゃ少ないなという事。

というか、探す方が難しいです。せっかくなので今回は「個人的に英語で中国人とコミュニケーションする時に注意している事」を書いてみたいと思います。

ちなみに「中国人」はやりとりの頻度が高いから書いただけで「アジア圏に住む非ネイティブとコミュニケーションする時に注意している事」と読み替えてもらって大丈夫です。

英語で中国人(アジアの非ネイティブ)とコミュニケーションする際に注意している事【全般】

会話、メール、チャット問わず意識している事です。

専門用語に関しては、固有名詞をガンガン使う

techinical term(専門用語)
基本、専門分野に関しては相手もプロです。

固有名詞はミスコミュニケーションを無くすのに役立つので、必要であればどんどん使います。

例えば、私の場合でいうと「公差:tolerance」「パーティングライン:parting line」などでしょうか。

ご自身のジャンルにより専門用語は変わるでしょうが、やりとりする相手が同じ業界の人で海外相手にビジネスをしているのであれば、間違いなく専門用語の英語は知っているでしょう。

必要に応じて積極的に使った方が良いと思います。

専門用語以外は、難しい単語や熟語はできるだけ使わない


逆に、専門用語以外は難しい言葉は使わないようにしています。

なぜなら、相手は非ネイティブだからです。

例えば、私は「TOEIC900点」はありますが、自分自身で「この単語の意味ってなんだっけ?」と思うような難度の単語は使わないようにしています。

なぜなら、相手も理解できない可能性が高いからです。

一番最悪なのが「put ~ on the spot(~を困らせる)」のように、単語自体は簡単だけど、言い回しとしてはあまり知られていないみたいなフレーズですね。

ネイティブスピーカー相手なら良いでしょうが、第二言語として英語を学んだ人はこういうフレーズはあまり知らないです。

しかも単語自体は簡単なので、違う意味で勘違いして理解される可能性もあります。

専門用語以外で、わざわざ辞書で調べてもらうような単語を選択する意味はないです。

カッコつけるのは、ネイティブ相手の時だけにしときましょう。

非ネイティブ相手のビジネスの場では、別の分かりやすい簡単な言い回しで伝えた方が、時間の短縮にもなり良いです(まあ、逆のパターンで、本人自身がTOEIC200レベルのように中学英語が怪しいような感じであれば、きちんと言いたい事を伝える為に、単語を調べないといけないかもしれませんが)。

couldやwouldなど、丁寧な言葉遣いにしておく


couldやwouldなど、できるだけ丁寧な言葉遣いを使うようにしておきます。

お互い非ネイティブ同士なので、カジュアルな言い回しになってもお互いあまり気にならないと言えば気にならないのですが、わかる人からみたら恥ずかしい感じは嫌だなと思うからです。

例えば、海外の方が日本に来て「おいお前、このコーヒーをよこせ」とかカフェで言ってたらなんか嫌じゃないですか?

頑張って日本語を使おうとしてくれている事は嬉しいですが「ちょっとその日本語はやめておいた方が良いよ」と、言ってあげたくなりませんか?

ですので、できる範囲で丁寧な言葉遣いをするように意識はしています。

口頭で行った重要なやり取りや決め事は、テキストにして共有する

お互い非ネイティブですので、口頭でのやり取りについてはあやふやになりがちです。

また、聞き取りミスなどで、正しく伝わっていない可能性もあります。

ミスコミュニケーションをなくす為、口頭で行った重要なやり取りや決め事については、必ずテキストにして共有するようにしています。

テキストで共有すれば「あれ、ここは話していた時と違うような気がするけど、どういうこと?」等と、相違があっても確認する事ができます。

間違ったまま進む前に、方向修正ができます。

重要事項はテキストにするという点は意識して取り組んでいます。

英語で中国人(アジアの非ネイティブ)とコミュニケーションする際に注意している事【口頭】

次は、現地で口頭でやり取りする時に気をつけていることを書きます。

相手の英語力が極端に低い場合は相手のレベルに合わせる

非ネイティブ同士のコミュニケーションなので「一方の英語力が高く、一方の英語力が極端に低い」というパターンが発生する事はよくあります。

低いレベルの人が高いレベルの人に合わせる事は不可能なので、高いレベルの人が低いレベルの人に合わせるのが大切だと自分は考えます。

仕事の場でもっとも重要なのは、相手に自分の言いたい事を理解してもらう事です。

相手の知らない語彙や文法を使って困らせる意味はありません。

例えばですが、私が現場に行き相手の英語レベルが低そうだと思った時に行うのは「単語の羅列」「ジェスチャー指示」「図解」です。

文章で話をすると、どうしても文法理解が必要となります。

また、文にする事により、相手の知らなさそうな英単語が紛れる事があります。

英語力が低い場合、知らない単語が出てくるとパニックになって全文聞き逃すというような事がよく起きるので、それを避けるために単語だけ羅列して話す事があります。

この際、ジェスチャーも一緒に使うと伝わりやすくなり、より良いです。

ホワイトボードがある場合、図を書いて指で状況を説明しながら話すというのも有効ですね。

言葉だけで理解するのは難しいですが、図があると人間は話を理解しやすくなります。

英語で中国人(アジアの非ネイティブ)とコミュニケーションする際に注意している事【メール】

次はメールでやりとりするときに注意している事を書いてみます。

答えが欲しい事は箇条書きにする


お互い非ネイティブなので、文中に質問文があっても見逃しがちです。

ですので、聞きたいことは明確にわかるように、できるだけ箇条書きにするようにしています。

相手の質問に答える時は、相手の質問文を引用する

相手の質問に返答する時も、どの質問に返答しているのかが明確にわかるように、相手の質問文を引用してから返信するようにしています。

簡単に書くと、下記みたいなイメージです。

>相手の質問文A
Yes. 補足説明文.

>相手の質問文B
No. 補足説明文.

こうすると、相手も自分も分かりやすくて良いかなと思っています。

少し長めになっても良いからちゃんと説明する

お互い非ネイティブなので「英文から文脈を読む」みたいな事は基本的に難しいし、そんな事はするべきではないと思っています。

必要な事を説明する為に文章が長くなるなら、長くして良いと思っています。

ちょっと長くても、相手が理解できるように説明する方が良いかなと思っています。

必要に応じて「画像や写真」+「説明」という形にする

画像や写真があると、一気に説明が楽になる場合があります。

その場合は積極的に使うようにします。

非ネイティブ同士なので、文字でやりとりするよりも実物画像や写真があった方が分かりやすいです。

画像内に文字入れして説明しつつ、メールの本文でも補足」のようにしておくと、一番分かりやすくて良いかなと思っています。

英語で中国人とコミュニケーションする際に注意していることまとめ

  1. 専門用語に関しては、固有名詞をガンガン使う
  2. 専門用語以外は、難しい単語や熟語はできるだけ使わない
  3. couldやwouldなど、丁寧な言葉遣いにしておく
  4. 口頭で行った重要なやり取りや決め事は、テキストにして共有する
  5. 相手の英語力が極端に低い場合は相手のレベルに合わせる
  6. 答えが欲しい事は箇条書きにする
  7. 相手の質問に答える時は、相手の質問文を引用する
  8. 少し長めになっても良いからちゃんと説明する
  9. 必要に応じて「画像や写真」+「説明」という形にする

上記はただ単に自分が意識しているだけで、これをやったからといってミスコミュニケーションがゼロになるかといわれたらそうでは無いでしょう。

しかし、やらないよりはやった方が良いかなと思い、自分は意識して取り組んでいます。

参考になれば幸いです。



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