2012年の2月後半からおよそ3週間ほど、フィリピンのターラックにあるCNE1という語学学校へ短期留学してきました。
当時バラバラと書いていた体験談を、1ページにまとめて残しておこうと思います。
↑CNE1の校内キャンパス。のどかな環境。部屋でなく、外のノビノビした環境で授業を受けることもできました。
目次
フィリピン留学先にCNE1を選んだ理由
まず初めに「なぜ"フィリピン"の"CNE1"を留学先に選んだのかを書いておこうと思います。
理由を箇条書きにすると、下記のとおりです。
フィリピンという国を選んだ理由
- 費用が安いから
- 気候が暖かい(暑い)から。←私は寒いのが嫌いで暑いのが好きなのです。
- 東南アジア独特の、The適当な感じが好きだから。
- マンツーマンレッスンなので、英語を話す機会がたくさんあるから。
- フィリピンは以前に一回行ったことがあって(フィリピン留学体験談を参照)、フィリピンの人とかその他もろもろ、楽しくていーなーと思ったから。
CNE1という学校を選んだ理由
私は、主に下記2点の理由から、CNE1を選びました。
理由その1 Twitterのタイムラインで光るヒトキワ熱い言葉を見てて、気になったから
なんでかは覚えてないのですが、私はCNE1創業者の1人である井坂さん(@CNE1Japan)と相互フォローの関係になっていました。
となれば、当然私のタイムラインにツイートがでるのですが、なんかツイートが「凄く熱い」んですよね。
まあ、色々熱い感じなのですが、特に思うのがツイートの最後にくっついてる締めゼリフですね。
「フィリピン留学ならやっぱりCNE1!!」
正直、最初に見た時は「自分の学校のことバリバリ推すやーん。」と、なんとなく熱くるしい感じに思ってました。
でも少し経つと「いや、自分の学校をこれだけ推せるのだから、サービスに自信があるのかな?」とか色々考える様になっていました。
結局、なんやかんや色々と考えている内に、気になる存在になっていました。
理由その2 太田さんのウェブサイトを見て面白そうとおもったから
いきなりですが、皆さん、太田英基さん(@mohideki、プロフィール)という方はご存知でしょうか?
太田さんは広告事業タダコピ創業メンバーで、2010年、サムライバックパッカープロジェクトを始動。
若者のグローバル志向底上げをミッションに世界を周る、凄く面白そうな方です(会ったことはないけど)。
→その後、実際に会いました。面白くて熱い人でした。
そんな太田さんの「サムライバックパッカープロジェクト」のウェブサイトに、なんとCNE1は登場します。
参考フィリピンにて、格安マンツーマン語学学校に挑戦。井坂 浩章氏
これを見て「CNE1って何かオモシロそうな学校だなー。」「井坂さん、凄そうな方だなー」と思い、興味が湧きました。
CNE1を選んだ理由まとめ
- 井坂さんのツイートをみて、気になったから。
- 太田さんのウェブサイトを見て、凄く面白そうな学校だと思ったから。井坂さん凄そうと思ったから。
ちなみに、スクールの質とか英語の事に全く触れてなかったりするのは、私がそれをあんまり気にしていないからです。
結局、実際に行くまで良い悪いはなかなか分からないと思います。先生との相性もあるでしょうし。
また、自分の中で「ソーシャルメディアを活用しまくっている=ちゃんとしてるだろう」という風に思っているというのもあります。
Twitter等、ソーシャルメディアを活用するという事は、良い噂、悪い噂ともに、際限なく広がっていく可能性が通常より高い事を意味します。
苦情がTwitter上で可視化される可能性もあります。
そのリスクを取ってまで活用しまくっているわけですから、質の向上にも力を入れているだろうし、ま、OKでしょーと、思っています。
メインの理由じゃないけど、良いなと思った点
- 先生達も同じ宿舎に泊まる。
- Carthel Science Educational Foundation校のキャンパス内に宿舎兼学校があるので、現地の子供たちとも交流できる。
ターラックはフィリピンのどこ?CNE1の場所はどこ?
CNE1の場所はここです。マニラからだいぶ北に行きます。位置だけでいうと、バギオとマニラの間くらいですね。ちなみに、学校の周りはバスで移動しないと何もないど田舎です。
↑学校の校門の前の道路からCNE1の方を向いた時のストリートビューです。周りを見渡してみてください。ど田舎である事がわかりますね笑。
フィリピン留学を検討し始めた日から出発日までの流れ
留学申し込み手続きの流れを簡単に書いておきます。
約1ヶ月前に、空き状況をCNE1に確認
留学したい日の約1ヶ月前に、空き状況などをCNE1の方へメールして確認しました。
質問もこの過程でしました。「国籍比率」とか「同部屋のメンバーの国籍」とかは、時期により変わる事なので、ウェブサイトには掲載できないと思います。
この際に、聞いておくと良いかもしれませんね。
フィリピンへ行く前に必要な、所定の手続きを行う
- 申込フォームに必要事項を記載して返信。
- 申込金1万円の支払い。
- 航空券の取得。
- 航空チケットの予約確認情報を、フォーマットに記載して返信。
CNE1に留学する事を決めたら、その旨を伝えます。その後、上記リストのような、事前にやる必要があること済ませます。
詳しくは、公式サイトのお申し込みの流れの所に載っています。
ちなみに、入学金を除く、その他全て支払いは、学校に到着してから2日以内に、フィリピン通貨のペソで支払うみたいです(留学費用の下の方にも載ってます)。
この辺りの流れは月日が経った事で結構変わっているみたいですね。
最新の情報は公式サイトを参考にしてください。
2012年2月27日(月)フィリピンCNE1留学へ出発!
通常は「日曜到着→月曜入校」なのですが、私は、私の都合により月曜日に行かせて頂くことになりました。
ちなみに、3週間の滞在予定です。
フィリピン留学1週目の授業を終えての感想
下記はCNE1に来てから、約1週間経った時点での感想です。
初日は実力をチェックするテスト日
到着した次の日、まずはレベルチェックテストを行います。午前中に筆記テスト(TOEIC)、午後にスピーキングテストを行います。
スピーキングに重点を置いている学校だからか、スピーキングテストの結果が重用視される印象を受けました。
詳しい事は分かりませんが、スピーキングテストの評価項目も細分化されている感じ。
しっかりと見ているという感じは見受けられました。
授業を受けての感想
感想をずらずらと書いていきます。
外で授業を受けれるのは個人的にナイス
授業は基本的に「小さな個室」で行われます。
しかし、CNE1にはキャンパスがあり、希望すればキャンパスで授業を受ける事も可能です。
屋根付きの休憩スペースみたいなところで授業を受けたりできます。
上の写真でいう、右側に写っている2つのスペースがそれですね。
外の方が開放感があって気持ちいいです。
個人的には、これはかなりいいなーって思っています。
キャンパスがあるCNE1ならではの授業スタイルだと思います。
マンツーマンレッスンはやっぱり良い
最低でも授業中は先生との1対1で先生とマンツーマンになります。
会話する時間を劇的に増やせるのはやはり良いなーと思います。
日本人比率は高い
留学当時、CNE1はほとんどが日本人という状況でした。
ですので、やはり日本語で話す時間というのは出てきます。
これは、会話力強化という観点からみるとマイナスポイントです。
ただ、日本人の友人、知人は増えます。
私は以前、セブのMDLという学校に短期留学した事もあります。
その時はほとんどが韓国人で、日本人は私だけという状況でした。
もちろんルームメイトも韓国人でした。
この時は、毎日英語ばかり使っていました。
1日中日本語を使わないという日もありました。
これは会話の時間を増やすという観点で見るとかなり良いと思いました。
日本人比率の一長一短です。
私の場合、今回の留学は、正直半分休暇も兼ねています。
色々なバックグラウンドの日本人の方々とも仲良くなれたら良いなと思っていました。
ですので、日本人比率が高くても全く問題ありません。
日本人がたくさんいるという環境でも、得られる物はたくさんありますし、私は今回はこのチョイスで正解かなと感じています。
しかし、本当にストイックに英語を勉強したいという人は、日本人がほぼゼロの学校に行くのは、かなり良いチョイスだと思います。
そういった学校では、日本人が珍しいので友達も簡単にできます。
向こうから勝手に話しかけてくれます。
もちろん言語は英語なので、スピーキング力の向上につながると思います。
目的に合わせて学校を選ぶと良いと思います。
CNE1留学で伸ばせる能力
CNE1という学校自体が、スピーキングにかなり力を入れている印象を受けました。
スキルチェックシート
週末に先生からスキルチェックシートを貰えます。
これを見ると「VとBの発音が苦手」とか「冠詞が弱い」とかが1点から5点のスケールで分かるようになっています。
先生からのコメントも書かれています。
私の場合、「冠詞」と「前置詞」が弱いようです。
次週以降、会話中に意識して取り組んでいきたいと思います。
CNE1のご飯について
朝、昼、晩、食堂で食べる事ができます。
日本と同じ水準のおいしさを求める事は難しいかもしれないですが、普通においしく食べれました。
前回いたフィリピンの学校MDLよりはおいしい気がします。
田舎にある
CNE1、凄い田舎にあります。
フィリピンで有名なショッピングモール「SMモール」へ行くのにも、バスに乗る必要があります。
周りにコンビニとかも無いです。誘惑が無いという点では良い点ですが、便利さはあんまり無いです。
↑学校の校門の前の道路からCNE1の方を向いた時のストリートビューです。
SMモールに行くにもバスに乗る必要があります。
ちなみに、SMモールというのは変態な店ではなく、全国展開しているフィリピン最大のショッピングモールの事です。
授業を受けて考えた「Whyという質問に答える事の難しさ」
フィリピン留学していて思った事。それは、何かにつけて「Why?」という質問をしてくる先生の多さです。
自分:◯◯です。
先生:Why?
先生:りんごとマンゴー、どっちが好きですか?
自分:りんごです。
先生:Why?
上記のような感じで、何かにつけて「Why?(なぜ?)」と聞かれます。
授業の方針として、生徒の会話を引き出す為に「why」を使って踏み込む事がマニュアル化されているのかもしれないとも思った程です。
とにかく良く聞かれるのですが、この質問に答える事は難しいです。
「好きなもんは好きなんだよ!」って答えたくなります。
実際、そう答えてみた事もありますが、あまり受けは良くありません。
最後の方は、「りんごは赤いから好きです。」みたいな感じで適当に理由つけて答えたりもしていました。
「りんごは赤いから好きです。」という答えは、完全に自分の本心と一致するかは別として、「好きなもんは好き」という答えよりは面白い気がします。
フィリピン留学は、こういう普段考えもしなかった事に対して深く考える良い機会にもなるのかもしれません。
日常から切り離されているため、いつもより時間はたくさんありますしね。
普段は考えもしなかったようなこともゆっくり考えてみる良い時間にもなると思います。
フィリピンCNE1留学卒業を間近に控えて
CNE1に来てから、もうすぐで3週間たちます。
明日はついに卒業です。思った事でも書いておこうと思います。
英語を話す事に疲れなくなった
以前留学したときは、英語を使う事に対して凄いエネルギーが必要でした。
授業が終わったら、ぐったりという感じでした。
今回の留学では6時間コースを取っていたのですが、授業後も前回ほどぐったり疲れる事は無くなりました。
CNE1のご飯はおいしい
CNE1のご飯はなかなかおいしいという事に気付きました。
毎週金曜日のDrinking Partyが楽しい
毎週金曜日に、ドリンキングパーティーが開かれます。
この日はCNE1内でお酒を飲む事が出来ます。
先生や生徒たちと共にお酒を飲み、わいわいできるのは楽しいです。
先生といれば、英語を話す練習もできます。
洗濯は毎日では無い
以前行ったMDLは、毎日洗濯をしてくれていました。
CNE1は毎日ではなく、週に3回でした。
特に問題は無いのですが、持って行くTシャツの枚数とかは事前に考えておいた方が良いかなーと思います。
今回の留学は、半分休暇も兼ねていました。
英語もたくさん使えましたし、リフレッシュもできました。友達も出来ました。
明日卒業で寂しいですが、最後まで楽しみたいと思います。
結局CNE1留学で英語力は伸びたのか?
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短期語学留学でTOEICスコアはアップするのか?【体験談】
上記の記事にも書きましたが、ほとんどインプット学習をせずにアウトプット(会話)しかしていなかったので、TOEICスコアは伸びていません。
基礎的な英語力はほとんど伸びてないと思います。
以前留学したときは、英語を使う事に対して凄いエネルギーが必要でした。授業が終わったら、ぐったりという感じでした。今回の留学では6時間コースを取っていたのですが、授業後も前回ほどぐったり疲れる事は無くなりました。
ただ、会話ばかりしていたこともあり、英語での会話後の疲労感は減りました。
話す事に慣れたとでもいえば良いでしょうか。
数値で計測はできていないですが、会話の能力は伸びたのではないかなと思います。
CNE1には刺激的で面白い人が多かった
あと、英語力とは関係ありませんが、このCNE1に留学してくる人は、面白くて刺激的な日本人が同部屋をはじめ多かったのが印象的でした。
起業家だったり、意識の高い学生だったり、すごく刺激をもらいました。
日本に戻ってからもたまに会ったりもしていますし、人と人との出会いは良かったと思います。
きっと、日本にずっといたらこんな人とは出会う事がなかったんだろうなという人もいます。
人生は面白いものですね。
自分で決めて、自分で行動を起こし、フィリンピンに留学した。
結局は、この行動を取った事により、いろんな変化がおきた。
これが一番大きな得られたものなのかなという気もします。
ディクトレを一緒に開発している友人ともフィリピン留学で出会った
ちなみに話は変わりますが、ディクトレを一緒に開発してくれてる友人も、実は最初のフィリピン留学の時に出会ったんですよね。
1回目の留学ではほとんど周りは韓国人という状況。
そんな環境の中、唯一、私以外の日本人生徒としてやってきたのが彼です。
それから長い月日が経ちますが、今でも良い友人ですし、一緒にアプリを開発している。
面白いものですね。
出会いというのは、フィリピン留学の別の側面なのかもしれませんね。
フィリピン留学先選びに迷ったらschoolwithをチェックするのも良いかもしれません
冒頭で登場する私のCNE1留学のきっかけの1つとなった太田さんですが、なんとその後School Withという留学選びをサポートする留学エージェントを起業されました。
公式サイトにも情報がたくさんありますし、無料の個別面談 (Skypeまたは東京オフィス)も行なっているようです。
情報源の1つとして参考になるとは思うので、利用してみるのもよいでしょう。
公式サイトSchool With