TOEICを受験して実力をチェックしたい。
しかし、そんな時間がなかなかとれない。そんな人も多いのでは無いでしょうか。
TOEIC(L&R)の開催は年10回ですし、なかなか予定が合わない方も多いでしょう。
そんな忙しい人のTOEIC実力チェックやスコア目安把握の為の代替手段としておすすめしたいのが「CASEC」というインターネットで受験できる英語試験です。
公式サイト英語コミュニケーション能力判定テスト「CASEC」
平均試験時間は約40分~50分。
自宅で24時間いつでも受験でき、終了後すぐに結果が表示されます。
TOEICスコアとの相関係数も高く、目安となるTOEICスコアも受験後表示されます。
今回は、なぜこのCASECが忙しい人のTOEICの代替手段としておすすめなのか、詳しく紹介してみたいと思います。
目次
CASECとは何?
CASECとは会場に行くことなく自分のPCでオンラインの環境さえあれば受験できる英語資格試験です。
テスト自体は、英検(公益財団法人 日本英語検定協会)が基礎開発しており、高い測定精度を誇ります。
個人の能力に合わせてテスト問題を変化させていくスタイルの試験なので、一般的なペーパーテストに比べ短時間で受験を終えることができます。
PCを使いインターネット経由で行うテストですので、会場に出向く必要もありません。
家や外出先でも受験することができ、移動時間もかからず、多忙な人にぴったりの英語資格試験です。
CASECの問題構成
セクションは大きく4つに別れています。
「セクション1の語彙の知識」「セクション2の表現の知識」は空欄補充問題です。
「セクション3の大意把握力」「セクション4の聞き取り能力」はリスニング問題です。
下記ガイドツアーのページから、実際に試験を体験できるので、どんなテストなのか気になる方は実際にやってみるのが一番理解が早いでしょう。
体験するCASECガイドツアー
CASECの主な特徴
CASECはTOEICとの相関度が高い
CASECの受験結果には、TOEIC(R、L)の目安スコアがそれぞれ表示されます。
TOEICの代替手段として検討しているのですから、このスコアの相関度が高くないと意味がありませんよね。
データによると、CASECとTOEICテストとの相関係数0.84。心理学や教育学では一般的に0.70~1.00で「高い相関がある」と分類されるので、代替手段としては適していると言えます。
公式サイトのデータ・資料より引用
もちろん、CASEの知名度はTOEICに比べると高くは無いです。
実際、周りの友人に聞いても知っている人の方が少ないでしょう。
しかし、何回も何回もTOEICを受けるのは時間がもったいないでしょうし、現状TOEICでいうと自分の英語力はどれくらいなのかをさくっと知るための実力把握の手段としては良い試験です。
最終的にCASECではなくTOEICのスコア証明書が欲しい場合でも、まずはCASECで実力を把握してから、最終的にTOEIC試験に挑むというのはありです。
CASECの拘束時間はTOEICの約1/4と短い
TOEIC(L&R)の試験時間は合計約2時間。受付や説明などの時間を考慮すると、約3時間くらいは会場にいなければなりません。
片道30分を移動時間と考えると、合計4時間くらいの拘束時間になるのではないでしょうか。
一方、CASECの平均試験時間は40-50分です。自宅のPCで受験できるので、移動時間もいらず、PCの立ち上げなどを考慮しても、実際の拘束時間も約1時間といったところでしょうか。
多忙な人には一番貴重な「拘束時間」が短くて済むのは大きなメリットです。
CASECは受験後結果がすぐにわかる
TOEICだと、結果がわかるのがおよそ1ヵ月後になります。
インターネット表示を利用しても、およそ3週間はかかります。
CASECの場合は、コンピューターでの受験ですので、結果が受験後すぐにわかります。
CASECはTOEICより受験料が安い
受験料 | |
TOEIC | 6,490円(税込) |
CASEC | 3,667円(税込) |
TOEICの受験料は6,490円(税込)。
CASECの受験料は3,667円(税込)。
お財布にも優しいです。
CASECは多くの企業、大学、高校などが採用
多くの著名な企業や大学が導入しています。
これらの団体に採用されているという事実は、英語資格試験として一定の測定精度や効用があることを証明していると言えるでしょう。
忙しい人のTOEICスコア目安把握に。CASEC受験のススメ【まとめ】
- TOEICとの高い相関度
- TOEICの約1/4。短い拘束時間
- 結果がすぐにわかる
- 受験料が安い
- 多くの企業、大学、高校などが採用
上記の特徴をもつCASEC。多忙な人のTOEICスコア目安把握としてはぴったりだと思います。
気になる人は、ぜひ下記公式サイトから詳細を見てみると良いでしょう。