海外大学に留学しようと思ったらまず考える事に「必要なTOEFLスコアの取得」というものがあります。
入る際にはTOEFLスコアが必要ですので、当たり前ですよね。
実は私も大学時代、海外の大学への認定留学を目指しTOEFL(CBT)を勉強していた事があります(当時はiBTではなくCBTが主流でした。)
勉強の結果、下記の通りTOEFL(CBT)167から200を約4ヶ月で達成する事ができました。
【Before】2006年5月28日 167(L14:S20:R16:E4.0)
【After】2006年9月28日 200(L17:S20:R23:E4.0)
ただし、スコアは満たせたけど、残念ながら工学部だと実験の都合などで単位が認定されず大学卒業が1年伸びるというまさかの制度設計不良の為、認定留学の夢は叶わず。
スコア自体は伸びましたので、今回は実際に行った勉強方法を、参考に書きます。
目次
TOEFL(CBT)167から200を達成した勉強法
- リーディング対策
- リスニング対策
- ストラクチャー(文法・エッセイ)対策
- 語彙対策
基本的に、4分野に分けて学習を行いました。
よく伸びてスコアアップに貢献したのはリーディングです(7点アップ)。次点としてリスニング(3点アップ)。
他はスコアキープという感じでした。
TOEFL(CBT)リーディング対策勉強法
リーディング対策には上記の「TOEFLテストパーフェクトリーディング」という本を使用しました。
特別変わったやり方をしたわけではなく、普通に勉強していました。
気をつけていたのは、下記の4点です。
- 1回目は、時間を測って解く
- 本文中のわからなかった単語、熟語をしっかり覚える
- 全文をしっかり理解する
- 本文の黙読、音読を繰り返す
本文の音読を何回も何回もやりこんだ後は、一歩上のレベルを目指し「英文を早く読む練習」をしました。
「これはスピード違反では?」という様な勢いで目を動かしました。
なおかつ、ちゃんと理解できるように頑張ってみました。
既に何度も音読を繰り返している文章です。
自分の中に落とし込んでいる文章です。
慣れるとスピーディーに読めるようになってきます。
これをやった結果、4ヶ月で16→23と7点伸びました。
この伸びは素晴らしいと思います(自画自賛)。
音読をたくさん繰り返した事と、スピーディーに読む練習をした事が良かったのかなと思います。
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シャドーイングとは?音読とは?効果と概要
TOEFL(CBT)リスニング対策勉強法
リスニング対策としては、基本的には上記の「TOEFLテストパーフェクトリスニング」という本を勉強しました。
通学時間等の隙間時間を利用。暇があれば常に聞いていました。
また、一度解き終えた問題は、何度も音読やシャドーイングをしました。
英文を覚える位の勢いで、何度も何度も繰り返し声に出しました。
「TOEFLテストパーフェクトリーディング」の他には、Podcast番組も聞いたりしていました。
色々とiPodに突っ込んで聞いていました。特にお気に入りだったのは「English Aya Pod」という番組です。
このプログラムでは、ネイティブのナチュラルスピードの英語が聞けます。
会話の内容も面白く、電車での移動中などに結構聞いていました。
勉強に飽きた時は、洋楽を聞いて気分転換をしたりもしました。
この結果、スコアは4ヶ月で14→17点に伸びました。
悪くない伸び具合だと思います。
TOEFL(CBT)ストラクチャー(エッセイ)対策勉強法
「エッセイとか書いた事ないし・・・」と放置していたら、初回のTOEFL受験の1週間前になっていました。
さすがに何も対策せずに突入するのは、丸裸で交番の前に仁王立ちするのと同じくらい危険だろうと思い上記の「TOEFL TEST対策速修ライティング」という本を購入して対策しました。
作文は小学生の頃に書いたことがありましたが、エッセイは書いたことがありませんでした。
というか、エッセイって何?みたいな状態でした。
英語で文章を書いたこともほとんどありませんでした。
という事で、書籍に書いてあることをまるごと鵜呑みにして対策し、1週間英語でエッセイを書く練習をして、本番を迎えました。
初めてのエッセイ。1週間の対策。これで4.0を取れたので、良い本だったのだと思います。
ちなみに、エッセイを書く際「タイピング」と「手書き」を選ぶ事ができます。
練習すればタイピングの方が明らかに早く書けるので、タイピングを選んだ方が得です。
また、現行のTOEFL(iBT)では、全員キーボードでのタイピング形式となったようですので、タイピングが苦手な受験生は英語よりまず先にタイピングを練習した方が良いと思います。
ちなみに、初回受験から4ヶ月後のエッセイでもスコア4.0とアップしておらずキープという結果になりましたが、原因は初回受験後からもあまり対策していなかったからだと思います。
TOEFL(CBT)ストラクチャー(文法)対策勉強法
少しは何か本を使って対策をしたと思いますが、忘れてしまいました。
当時、文法を勉強するのが嫌いでしたので、あんまり力は入れていなかったとは思います。
TOEFL(CBT)語彙対策勉強法
はじめは上記の「TOEFLテストパーフェクトボキャブラリー」を使用して勉強していました。
しかし、進めていく内にちょっと私には合わないなと感じました。
そこで、TOEFL語彙対策単語集として世間で評判が高かった上記の「TOEFLテスト英単語3800」を購入して学習を続けました。
この本では、単語は難易度別に「RANK1~RANK4」の4つのグループに分けて掲載されています。
結局私はRANK3の途中まで終えた所で本番を受験する事になりました。
結果、スコア全体として167→200になったことは良かったと思います。
TOEFL(CBT)167から200を4ヶ月で達成
【Before】2006年5月28日 167(L14:S20:R16:E4.0)
【After】2006年9月28日 200(L17:S20:R23:E4.0)
上記の学習の結果、4ヶ月で33点のスコアアップし、TOEFL(CBT)200を達成することができました。
ちなみに、私の英語学習の時系列でいうと、このTOEFLの勉強はTOEIC590→755の間に挟まっています。このTOEIC590→755達成にも、ここで行ったTOEFLの学習は、大きく貢献しているのかと思っています。
2006年5月:TOEFL167
2006年9月:TOEFL200
2007年3月:TOEIC755
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TOEIC590から755を達成した勉強法【1年で165点アップ】
試験は違えども、TOEICもTOEFLも英語力を計測するテストです。
基本的な英語力が伸びれば、おのずとTOEICのスコアもアップするという事も、合わせて証明されたのではないかなと思います。