大学時代、グアムに卒業旅行に行った時の話です。
みんなでスーパーに入り、飲料コーナーを見ていました。
すると明らかに「ツッコミたくなる」飲み物がいたんですよね。
なんて思って良くみてみると・・・
という事で、カルピスがアメリカだとカルピコ(CALPICO)になっていました。
帰国後「なぜカルピコになっているのか」を調べてみましたので、理由をまとめておきます。
目次
なぜアメリカではカルピコ(CALPICO)なのか?
まずは「Wikipedia」大先生に聞いてみます。
cow piss(カウ ピス=牛の尿)」と聞こえることから、米国ではCALPICO(カルピコ)という名称で販売される。なお、製造情報の欄には輸出会社として「CALPIS CO.,LTD.」と書かれている。
そりゃあ名前変えますよね。
誰が、牛のおし◯こ買うかよって感じですよね。
飲み物なのでなおさらですね。
ちなみに、米国だけでなくカナダやインドネシアでもCALPICOのようです。
――アメリカだけですか
「カルピスは北米やアジアなど30カ国以上で販売していますが、カルピコとして売っているのは、英語がよく使われる米国、カナダ、インドネシアの3カ国です」
メジャーリーグのダルビッシュ選手もインスタで言及。
Youtubeでのカルピス(カルピコ)の反応を見てみた
日本のドリンク紹介するよ!という事で「カルピス(カルピコ)」が紹介されてます。
そして、47秒あたりから下記のような発言がありますね(聞き取りミスってたらすみません)。
(カルピスは、かなりカウピス(牛のおしっこ)に聞こえるから、彼ら(=カルピスの販売会社)は名前を変えたんだと思う、英語だとそう褒められたものではないからね。)
*sound a lot like ~ (~によく似ているように聞こえる)
* flatter(褒めそやす、お世辞を言う)
ということで、実際やっぱり向こうの方が聞いても良く似た発音という事ですかね。
チャンネル名が「emmymadeinjapan」ですが、どこの人なんだろう。
ちらっと調べた感じ、しばらく日本に住んでいた事はあるみたいですが。
ポカリスウェットも海外の人は飲みたくないようだ
ちなみに似たような事例として有名なものに「ポカリスウェット」もあります。
「スウェット(sweat)」は「汗」という意味なので、あまり飲み物には適さない名前のようです。
ちなみに、こちらはそのまんまの名前で海外展開しているようですね。
しかし私は、どうしてもこの製品を飲む気になれません。なぜかというと、その名前が英語で「ポカリ汗」という意味になるからです。ポカリの意味は分かりませんが、「汗」を飲みたいとは全く思いません。
汗をかいた後に補給するという意味のネーミングが理解できないわけではありませんが、どうしても感覚的に気持ち悪いのです。
・Pocari Sweat|ケント・ギルバート ブログ『ケント・ギルバートの知ってるつもり』 Powered by アメブロより引用。
なるほど。感覚的に気持ち悪いんですねえ。
私は英語を学んできましたが、今まで何も気にせずに飲んできました。
日本人ですしね。
まあでも確かに日本語で飲み物の名前で「汗」って名前に入ってたら、あまり飲む気はしないと思います。
なぜポカリスウェットにしたのか
ここまでくると、気になるのは「なんでこんな変な名前つけたんだ?」ということ。
「ポカリ」は、語感の軽い明るい響きを持つ言葉としてつけたもので、特別な意味はありません。「スエット」は「汗」の意味で、水分やイオン(電解質)の大切さを訴える意味で、身体から目に見えて失われる「汗」を表しています。
まあ「なるほどー」と言ったかんじですかね。
発売時は海外展開とかは考えてなかったのかもしれませんしね。
まあそれよりも、個人的注目なのは「ポカリスエットに関するよくあるご質問」のコーナーに「「ポカリスエット」のネーミングの由来を教えてください。」というのが掲載されている所ですね。
やはり結構質問来るのですかねえ。
さいごに
海外と日本では、文化背景や言葉の意味が違います。
カルピスやポカリスウェットの他にも、海外と日本では名前が違う商品というのはたくさんあるのかもしれませんね。