英語習得において、リスニングや文法理解などの「インプット学習」は重要です。
ただ、インプット学習で身につけた英語力を実際の会話で活かすためには、アウトプット能力も高めていく必要があります。
そこで、今回は英会話力を高めるのにおすすめのサービスである「オンライン英会話」を紹介します。
目次
そもそも、オンライン英会話って何?
「いきなりオンライン英会話と言われてもどんなものかわからない」という人のために、簡単に補足説明しておきます。
オンライン英会話とは、名前の通りインターネットを通してオンラインで英会話学習ができるサービスのことです。
店舗型の英会話とちがい、インターネットとPC(スマホ)さえあれば時間や場所に縛られず学習することができます。
また、店舗型と比べるとコストが抑えられているので、安く学べるという特徴があります。
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オンライン英会話とは?
今回はこのようなオンライン英会話に興味のある方に向けて、実際にオンライン英会話を利用している私が「オンライン英会話とはどんなものなのか」概要を紹介します。
英会話力アップの手段として、オンライン英会話が優れている点
英会話レッスンなので、外国人と会話の機会を確保でき、アウトプット力がつくのは当たり前の話です。
では、店舗型スクールや、対面での外国人とのカフェレッスン等と比べ、なぜオンライン英会話が優れているのかを説明します。
価格が安く、費用対効果が高い
だいたい月額5,000円~10,000円と、対面型スクールと比べると断然低価格です。
例えば、ベルリッツでマンツーマンレッスンをすると、1回あたりで6,000~8,000円です。
たった1回ですよ。
オンライン英会話は、毎日レッスンを1ヶ月続けて月額5,000円~10,000円です。
全然アウトプットの回数、量が違います。
価格と比べてたくさんのアウトプットの機会を得られて、費用対効果(コストパフォーマンス)が高いのが、オンライン英会話の特徴です。
まさに「英会話業界のゲームチェンジャー」です。
月額設計で元を取ろうとするので、モチベーションが続きやすい
私が使っていたのはレアジョブというところですが、レアジョブに限らずオンライン英会話は、どこのサービスもだいたい1ヶ月定額(5,000円程度)で、毎日30分程度学習できるというようなプランです。
月定額のジムと同じような感じです。
毎日やると1レッスンあたりの単価が安くなります。
一方、サボると支払い損になります。
このやらないと損をするというプラン設計により、毎日学習しようという気になるので、学習が続きやすいんですよね。
英会話を習得するのに、これはプラスです。
少量のアウトプットの機会にベスト
第二言語習習得論(SLA, second-language acquisition)という、第二言語が習得されるのはどのようなメカニズムによるのかを科学的に明らかにする学問があります。
この第二言語習習得論によると、英語の習得には「大量のインプット + 少量のアウトプット」が大切だと言われています。
毎日20-30分アウトプットする機会をもてて、費用も月額固定の5,000円程度で住むオンライン英会話は、この少量のアウトプットという目的を果たすのにベストフィットしています。
寝起き、頭ボサボサでも受講できる
大したメリットではないですが、私のような怠惰な人間にはよかったのがこれ。
ビデオ通話をオフにしておけば、どんな変な格好をしていても問題なしです。
対面だと、最低限の人間としての清潔感は気にしないといけないですからね。
女性の場合は「今日は家から出たくないから化粧したくない」「寝起きの化粧の前にレッスンしたい」「化粧を落とした寝る前にレッスンしたい」というのがあてはまりますかね。
深夜、早朝レッスンが可能
店舗を持たず、スカイプや自社アプリを利用したオンラインレッスンなので、深夜や早朝プランがあります。
忙しい社会人、バリバリのビジネスマンでも活用できます。
歩きながらやタクシー内でも受講できる
Skypeさえ使えればよいので、歩きながらやタクシー内などの細切れ時間に受講できるのは良かったです。
特に、忙しい時期は助かりました。
もちろん、教材使ったレッスンするなどは難しくなるのですが、それでもオプションとして移動中にもできるというのはありがたいです。
どのオンライン英会話を選べばよいの?
基本的に、どのオンライン英会話も2回くらい無料体験がついています。
ですので、考える暇があったら無料体験を色々なところでやってみて、自分が良いと思ったところを使うようにすれば良いと思います。
私も色々受けましたが、ピンキリですし人によって評価も別れるので「実際に自分で受けて考える」と言うのがやはり一番おすすめです。
ただ中には「いろんなところを何回も無料体験レッスン受けるのも面倒だ」という方もいるでしょう。
そんな人におすすめなのが、下記の3つのサービスです。
「色々あり過ぎてよくわからない」という方は、この中から体験レッスンをしてみて合うものを選べば良いです。
プライベートで知人や友達に聞かれても同じ答えをしてます。
レアジョブ
上場もしている有名どころ。
オンライン英会話のパイオニア的存在です。
10年以上の運営歴があり、実績も十分です。
オンライン英会話業界の中では歴史も長く、企業導入実績も1,700社以上と、他社と比較すると断然多いです。
↑レッスンの雰囲気はこんな感じです。
講師について
講師はフィリピン人講師。
まあ、日本人の英語力向上という観点では、優秀なフィリピン人で十分だと思うので、どうしてもネイティブが良いと言う人以外は特に問題ないです。
気になる人は、無料レッスンしてみればわかると思います。
どうしてもネイティブ講師が良かったり、フィリピン人以外の講師が良かったりする人は、後述のDMM英会話が人種豊富で良いと思います。
レアジョブの特徴まとめ
- マンツーマンレッスンが1レッスン129円~
- 採用率1%の優秀な講師陣(フィリピン人)
- 朝6時〜深夜1時まで毎日開講
- 企業導入実績1,700社以上
無料体験レッスンレアジョブ英会話
DMM英会話
DMM英会話もレアジョブと同様メジャーなオンライン英会話サービスの1つです。
24時間いつでもレッスン可能です。
忙しい社会人にとっては良いですね。
講師について
講師の人種は豊富で、いろんな国の人と話してみたいという人にも良いでしょう。
ちなみに日本人講師もおり、オンライン英会話は初めてで、いきなり英語だけだと不安という人もデビューしやすい設計になっています。
英語学習サービス「iKnow!」が無料でついてくる
月額1,480円で提供されているiKnowという英語学習サービスが無料でついてきます(詳細はこちら)。
昔、自分も使っていましたが、非常に優れたサービスです。
オンライン英会話でアウトプット、iKnow!でインプットと使い分けて学習することができます。
もちろん、すでにiKnow!ユーザーであると言うのであれば、1,480円分割引されているのと同じことになるのでDMM英会話は必然の選択だと思います。
DMM英会話の特徴まとめ
- マンツーマンレッスンが1レッスン150円~
- 月額1,480円のiKnow!が無料で使える
- ネイティブを含む105ヵ国の講師陣
- 24時間365日いつでもレッスンが可能
- 出版社教材利用可
公式サイトから無料体験DMM英会話
ネイティブキャンプ
ネイティブキャンプは「予約不要で24時間365日レッスン受け放題」が大きな特徴であるオンライン英会話です。
予約なしで、空いた時間にPCやスマホアプリからパッと学習できるのが良いですね。
また、月額固定でレッスン受け放題なので「1日1回を超えて短期集中でレッスン受けまくりたい」という人にも非常におすすめです。
予約なしで今すぐレッスンを受け放題の代わりに、予約には100コイン(200円相当)が別途でかかります。
フィリピン人講師が中心ですが、東欧系やアフリカ系やネイティブ講師もいます。
たくさんレッスンしたいという人にはコスパ良なサービスです。
7日間の無料体験期間があるので、まずはこの期間につかいこんでみるのが良いでしょう。
レアジョブとDMM英会話とネイティブキャンプを詳しく比較する
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レアジョブとDMM英会話とネイティブキャンプを比較!おすすめはどれ?
オンライン英会話の利用を検討している人で、上記のように考えている人は意外といるのではないでしょうか? 3社とも有名かつ優良なサービスですからね。 そこで今回は、現在絶賛オンライン英会話で勉強中の私が「 ...
上記記事で私のおすすめのオンライン英会話である「レアジョブ」「DMM英会話」「ネイティブキャンプ」をもっと詳しく比較してみたので、よろしければあわせて参考にしてみてください。
さいごに
オンライン英会話が普及してきたのも、インターネット回線が安定してきてから(つまり2000年代)からです。
技術の普及とともに、英語の効率的な学習方法も進化していきます。
使えるツールはうまくつかい、限られた時間を有意義に使い、英会話力を伸ばしていけると良いですね。